家事家計講習会 赤松公民館
本日は本年度第一回家事家計講習会を行いました。
雨の降る中、たくさんの皆さまにご来場いただき、まことにありがとうございました。
プログラム
「小さな喜びを見出すための予算」 東最寄Tさん
持ち数調べから衣服費について深く考察したTさん。
切り詰める・我慢するだけでなく、いかに家族が快適に生活の楽しいエッセンスとして使うか、そして地球に優しい暮らし方をあらわす数字となりました。
小学校に入学する前にデザインから生地選び、仕上げまでお母さんにてつだってもらいつつも自分で仕上げた「卒業制作ドレス」
娯楽費
毎週末は遠出はせず、自転車で気軽に行ける公園で過ごし、のんびりと余裕をもったすごし方を。年に二回の長期休暇はレンタカーを借りて遠出を、というメリハリのきいた生活です。
「二回目の育児休暇と家計簿」城南最寄Tさん
入会五年目のTさん
入会する前の食卓から五年かけてどのように変わってきたかを話しました。
その暮らしの変化は家計簿に如実に表れます。
初めは目安量の60%しか使われなかった副食物費。
家族の健康のため、摂らなくてはならない食べ物は摂りたいと、時間のやりくり、常備菜、一歩一歩積み重ねることで品目が増え、仕事復帰後にもかかわらず110%も使うように。
育児休暇中の今年は毎日予算から差し引きながら予算を意識して生活することで98%と理想的な数字に収まっています。
今日の展示より
ある日のTさんの朝ごはん
海草が足りなかったのでひじきの煮物をプラスして展示しました。
昼ごはん
野菜が足りなかったのできんぴらごぼうをプラスして展示しました。
おやつ
果物が足りなかったのでコーヒーゼリーにりんごを足しました。
夕ご飯
これはTさんの食事そのままです。
一日に摂る目安
30-49歳女性
3-5歳の子ども
牛乳はお母さんより多いですね。学童となるとたまごも大人より多くなります。
「我が家の予算を立てましょう」
家事家計講習会掲示物より
我が家のお金一年分
ボーナスまで合わせた総収入から、税金・社会保険費、そしてまず貯蓄を引いたお金が純生活費です。
「あまったら貯金」ではありません。
あなたは純生活費、どのように使われますか?
今日の家事家計講習会では、皆さまのご家庭の副食物費を目安量からそれぞれ計算していただきました。
会場は電卓をたたく音、鉛筆を走らせる音。
シーンと集中していただいた時間でした。
計算された値はどのように感じられましたか?高い?安い?
各年代で家計に占める割合も異なりました。
30代の城南Tさんの家計は、住居家具費の占める割合が多く、50代東もよりRさんは県外の大学にお二人いかせている関係で教育費が60%超!70代城南最寄Uさんはお孫さんへの特別費、交際費の割合が高くなります。
「親子で簡単おやつ」
机上講習で、「婦人之友社 はやねはやおき四回食」より小松菜の蒸しケーキを
あまりの簡単さに驚きの声が。
蒸し器から湯気が立ち上る光景は、心までほかほかしますね。
会場からの質疑応答
会場にお越しくださったみなさまからの生の声を頂戴し、とても力になりました。
次回の講習会に早速活かしていきたいと思っています。
託児の様子
7人のお子さまを8人でお預かりしました。
和やかに遊び、おやつに手作りのシュティンゲルをみんなでいただきました。
小さい子どもたちもお疲れ様でした。
次回は11/19土曜日 友の家にて第二回家事家計講習会を行います。
内容は少し変わります。
小さい子のいる会員の集まり、いきいき子育てからも五つの家計の話がありますよ。
皆さまのご来場引き続きお待ちしております。
赤松公民館へのご来場、本当にありがとうございました!